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14世紀末から15世紀初めごろ、中国の民窯で焼成されたとおぼしい古染付けの七寸(約21センチ)皿です。お茶道では、「明末清初」の懐石の器として、珍重されました。
景徳鎮に代表される官窯で焼かれた器が、いずれも完璧で張り詰めた形と、寸分の狂いもない絵付けで精緻に作られているのに対して、古染付けの器はいびつで、藍にはムラが目立ち、ところどころ「虫食い」という釉の剥落、ホツといわれるニキビのような窪み、焼成時のフリものやひっつきと言われる窯傷があります。本場・中国で不良品として見向きもされなかったであろう品を、初期の茶人は「美しい」と取り上げて茶室に招来したわけです。この皿もおそらくそんな茶人の注文品でしょう。
今から25年ほど前、吉祥寺にあった初心出し屋さんから購入しました。もとは五枚揃いで出てきたとのことでした。
400年ほど前のものですが、大切に伝世されたものと見えて、後世の瑕疵は全くありません。指で弾くと、よい音がします。古染付けの中ではかなり上手(じょうて)の作です。
更紗紋様の重ね図柄です。方形の区画に細かな草花が描き込まれています。器の形は輪花とよばれ、花びらのように縁取られています。青華の発色は極めてよく、清々しいものです。器の裏側には丸に「大明宣徳年製」(1426-1435)と描かれ、高台周りには蓮弁紋が巡らされています。焼成時に窯の黒い砂が高台にくっつくのは古染付けの常です。
ちなみに、大明宣徳年製という銘、一種のブランド名と考えてください。実際は明の終わりから清朝の初めにかけて焼かれた古染付けです。
直径 約21センチメートル
高さ 約35ミリメートル
種別···皿
人気ワード···骨董
人気ワード···古道具,アンティーク
カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > アンティーク雑貨商品の状態目立った傷や汚れなし発送元の地域兵庫県






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